関西理数学院の運営理念

　大きな塾には大きな塾なりの良さがあります。ところが、よく言われるように、大手塾では塾生全体の約１０～２０％の生徒しか成績が伸びません。どうやっても、塾生全体の２０％しか伸びない仕組みが出来上がっています。

　また、大きな塾は、人件費や立派な校舎を維持するために、授業料はどうしても高くなります。夏期や冬期の講習では、費用が10万円、あるいは20万円を超す塾も少なくありません。入塾時には知らされていなかった講座や料金が急に発生することもあります。なぜなら、入塾時に「無料講習」や「○ヶ月間無料」で集めた生徒たちの授業料も、ここで相殺し、元を取らなければならないからです。資本主義経済の世の中において、本来「無料」というものは無く、どこかで誰かが負担する仕組みが必ず出来上がっています。そして、その負担を会社側が負担するということは、まずあり得ません。

　さらに、大手塾では学生講師や時間講師が主体のため、１年間同じ担当が続くということがありません。なぜなら、学生講師の方は、自身の大学の試験前、サークル合宿、インターンシップ、帰省の際に長期の休みを余儀なくされますし、時間講師の方は、自身の就職先が見つかると途中で辞めてしまうからです。

　そこで、関西理数学院では、

１　「塾生全員の学力を伸ばす」

２　「授業料をなるべくおさえる」

３　「塾長が全ての生徒を指導する」

　以上の３点を運営理念としています。

関西理数学院の教育方針

　関西理数学院では学力を伸ばすには、「３つの要素」が必要だと考えています。

１　記憶力

２　スピード

３　論理的思考力（筋道を立て考える力）

　この３つの要素うち、どれか１つでも欠けていると、志望校へ届かない可能性があります。
　時間が無制限に使えるのなら、時間をかけるほど学力はどんどん伸びていきます。しかし、入試や定期試験において、それぞれ期限が定められています。限られた期間（時間）の中で、いかにこれら３つの能力を鍛えていくかが学力を伸ばす上で重要です。
　英語、数学、理科、社会、国語。それぞれの科目にたくさんの単元があります。そして、どの塾でも、同じようなテキストを使い、同じように授業を行います。しかし、それでも学力に大きな差が生じます。
　単元を通して、何を学ばせるかが大変重要です。単元学習を通し、科目全体を統一する１つの概念を学び、最終的には「記憶力」「スピード」「論理的思考力」の３つの能力に到着できるように指導します。
　「今はまだ難しいけれども、頑張ってワンランク・ツーランク上の高校を目指したい。でも何をやれば良いのか分からない。」という子や、「目標はあるのだけれども、そのために何をどのように勉強すれば良いのか分からず迷っている」といった子のための塾です。入塾から卒塾まで、全学年を塾長が担当し直接指導します。行く度に先生が違ったり、月ごとに担当が替わったりすることはありません。
　一人ひとりの目標を大切にし、その目標に向け力を付けられるようお手伝いします。「目標の高校に合格したい」「友だちに負けたくない」「本気で頑張ってみたい」そんな気持ちがある子ども達の力になりたいと考えています。